令和8年7月5日(日)は、現在遊水地工事が進められている市内行谷、小出川の河川敷において、希少な動植物を避難させる「ミティゲーション」を実施しました。
植物では、ハッカ、コシロネ、ミコシガヤ、アカバナ(いずれも市の準絶滅危惧種)、ヤノネグサ(水辺指標種)、コケオトギリを掘り取って当団体が管理している湿地に移植しました。
昆虫では、コバネササキリの初齢幼虫を採集し、近隣の草地に放しました。
今回、茅ヶ崎市景観みどり課様のご協力と県藤沢土木事務所様のご理解の下、無事にミティゲーション作業を終えることができました。特に茅ヶ崎市様には、植物の運搬のための軽トラックや機材をご用意いただき、雨の中、私たちと一緒に、泥だらけになりながら作業に取り組んでいただきました。ありがとうございました。
遊水地の整備は、気候変動等に伴うゲリラ豪雨、洪水のリスクに備え、流域の住民の命と財産を守るための重要な工事と承知しています。一方、工事に伴い、市内でここにしか生育が確認されていない植物が絶滅するおそれもあります。そうした中、多くの関係者のご協力のもと、人のいのちと生物多様性の両方を守るための取組が実現したことをとても嬉しく思います。改めて、関係者の皆様に感謝申し上げます。
遊水地が、再び生物多様性豊かな環境として整備され、管理されていくことを期待しています。
遊水地予定地
ヤノネグサ
市の軽トラックで運搬
湿地に移植完了



